展覧会情報

コレクション展

楽寿の世界 ―老境の逸品―

小川千甕《高砂》1969年

小川千甕《高砂》1969年

荻原井泉水《竹に虎》1974年

荻原井泉水《竹に虎》1974年

石井柏亭《百竹翁華甲像》1950年

石井柏亭《百竹翁華甲像》1950年

小川千甕《高砂》1969年
荻原井泉水《竹に虎》1974年
石井柏亭《百竹翁華甲像》1950年
会期 2019年1月8日(火) 〜 2019年5月19日(日)
会場 池上百竹亭コレクション展示室

池上百竹亭コレクションとは、松本市の文人・池上喜作(百竹亭)が生涯にわたって蒐集した近代文芸資料を主とする221 点の資料の総称です。
作品の多くは、喜作が作家たちと親交を深めるなかで蒐められました。時には、喜作が直接作家へ依頼をして制作されたものもあります。さらに、喜作の取り合わせにより、独特の表具を施して仕立てた作品もあり、作家とコレクター双方により形成された珠玉のコレクションといえます。
今回は、コレクションの中から作家たちが老齢の晩年に表現した世界をご紹介します。
現代より遥かに「長寿」への道のりが遠かった厳しい時代を、文学・芸術とともに歩んだ作家の作品。それらは力強さや活力を感じさせるとともに、年を重ねたからこその軽妙洒脱な表現で鑑賞者を楽しませてくれます。
また、20 代から作品蒐集を始めた池上と作家たちの交流も、年輪を刻むごとに深く、気の置けないものになっていきました。穏やかな親交を伝える作品をご覧ください