展覧会情報

企画展

長野県信濃美術館・松本市美術館 交流展
日本画の冒険者たち ―この秋、信州の名品に出会う―

右:菱田春草《羅浮仙》(部分)長野県信濃美術館蔵         左:西郷孤月《月下飛鷺》(部分)松本市美術館蔵

右:菱田春草《羅浮仙》(部分)長野県信濃美術館蔵         左:西郷孤月《月下飛鷺》(部分)松本市美術館蔵

右:菱田春草《羅浮仙》(部分)長野県信濃美術館蔵         左:西郷孤月《月下飛鷺》(部分)松本市美術館蔵
会期 2019年9月21日(土) 〜 2019年11月24日(日)

休館日 月曜日(祝日の場合は次の平日)
開館時間 9:00~17:00(入場は16:30まで)

※作品保護のため、会期中に一部展示替えがあります。
前期展示:9月21日(土)~10月20日(日)
後期展示:10月22日(火・祝)~11月24日(日)

会場 松本市美術館 企画展示室
観覧料

大人:1,000円、大学高校生・70歳以上の松本市民:600円
※ 20名以上の団体は100円引き
※ 中学生以下無料、障害者手帳携帯者とその介助者1名無料

常設展は企画展のチケットでご覧頂けます。

リピート割引
大人:600円、大学高校生・70歳以上の松本市民:300円
※2回目以降の観覧料。要半券提示。他の割引との併用不可

春草、孤月に柏亭も。信州の日本画、百花繚乱。

本展覧会は、長野県信濃美術館と松本市美術館の共同企画として、両館の日本画コレクションより選りすぐった約80点から、長野県また松本地域の日本画の変遷を辿りつつ、現代の表現の多様性、さらにはその可能性をご紹介するものです。

江戸時代から現代に至るまでの信州ゆかりの作家たちのなかには、信州に生を受けただけでなく、自身の意思でこの地を選んだ者もいれば、戦時中の疎開によって関わりをもった作家、また美術館がその契機となった作家もいます。明治時代、西洋文化の流入により、大きく価値観が変わっていくなかで生まれた「日本画」という概念は、伝統的な技法を継承しつつも、時を経る過程で徐々に深化してきました。そして、それを牽引してきたのは、作家たちのあくなき探究心でした。

信州とこの地に住む人々によって育まれた「日本画の冒険者たち」の感性と精神は現代へと受け継がれ、さらなる深化を遂げようとしています。彼ら冒険者たちの足跡と成果をぜひご覧ください。

■主催/松本市美術館 ■共催/長野県、長野県信濃美術館 ■後援/信濃毎日新聞社、MGプレス、市民タイムス