展覧会情報

企画展

上條信山×池上百竹亭×田村一男 トリプルアタック!—コレクションとの新たな出会い —

上條信山

上條信山

上條信山《光》1984年

上條信山《光》1984年

池上喜作

池上喜作

正岡子規《子規居士臨模古絵題詠(「藤娘」図)》

正岡子規《子規居士臨模古絵題詠(「藤娘」図)》

田村一男

田村一男

田村一男《北信濃》1984年

田村一男《北信濃》1984年

上條信山
上條信山《光》1984年
池上喜作
正岡子規《子規居士臨模古絵題詠(「藤娘」図)》
田村一男
田村一男《北信濃》1984年
会期 2016年2月13日(土) 〜 2016年4月3日(日)

休館日 月曜日(祝日の場合は次の最初の平日)

会場 松本市美術館 企画展示室
観覧料

大人:410円(団体:310円) 高校生・大学生:200円(団体:100円) ※ 70歳以上の松本市民、中学生以下無料

※障害者手帳携帯者とその介助者1名:無料

開館時間 9時~17時(入場は16時30分まで) 主催 松本市美術館 後援 市民タイムス、松本平タウン情報 協力 一般財団法人 松本市芸術文化振興財団、松本市美術館友の会

 

《関連プログラム》

■学芸員によるギャラリートーク

日時/2月21日(日)・3月20日(日)各日とも14:00~

定員/20名程度

料金/無料(ただし、当日有効の観覧券が必要です)

申込/事前の申し込みは不要です。会場入口前に集合

■アートレクチャー 学芸講座

会場/講座室  定員/各回40名  料金/無料   申込/2月13日(土)から美術館へ

①「田村一男の生涯と作品」

日時/2月25日(木)13:30~15:00  講師/武藤 美紀(当館学芸員)

②「池上百竹亭コレクションにみる日本書画の扱いと鑑賞」

※好評につき定員に達しました

日時/3月3日(木)13:30~15:00

特別講師/名児耶 明((公財)五島美術館副館長) 対談者/細萱 禮子(当館学芸員)

③「上條信山 人と作品」

日時/3月10日(木)13:30~15:00   講師/大島 武(当館学芸員)

■ワークショップ 組紐講座
 「トリプルアタック!」より"光"を組む

講師/道明 三保子(文化学園大学名誉教授)

日時/3月6日(日)13:30~16:30

会場/講座室・市民アトリエ、企画展示室

対象/小学校5年生から大人まで

定員/15名

料金/1,000円

申込/2月13日(土)から美術館へ

■はじめてのびじゅつかんさんぽ
 「探検!びじゅつかん!」

※好評につき定員に達しました

日時/3月23日(水)10:30~11:00

対象/2歳から6歳のお子さんとその保護者

定員/10組

料金/無料

申込/2月13日(土)から美術館へ

 

展覧会ロゴ
松本市美術館は約2,300点余(二次資料除く)の作品を収蔵しています。その中にまとまった数の作品で構成されたいくつかのコレクションがあり、美術館の根幹を成しています。

特に、松本市生まれの上條信山が追い求めた書の世界、山や高原をこよなく愛し描き続けた洋画家・田村一男の作品、そして池上喜作の蒐集した文芸美術資料、それらは普段各記念室で、年三回、掘り下げたテーマの少数ラインナップで公開されています。今回、この三つのコレクションがそろっていつもの部屋を基点に、より広く天上高のある展示空間へ飛び出し、それぞれの魅力を声高に主張します。二人の作家(上條信山と田村一男)が生涯を通じて持ち続けた気概が、如何にまっすぐで輝いていたか、また池上百竹亭コレクションでは、文人達が人生における清らかな遊びの心を、達観した境地で如何に示したかを辿ります。作品展示に底流するキーワードは、「光」。色や形態としてのみではなく、人の心根を貫くものとして、明るくのどかに温かく、ときに鋭く鮮烈に現れる「ヒカリ」を感じとってください。

松本市美術館が所蔵しているコレクションに、改めて心躍らせていただけたらと思います。