コレクション展示 終了しました 田村一男作品セレクション 2023年10月3日(火)–2024年1月8日(月) 田村一男記念展示室 《寒椿》1939年 厳寒期でも山に入り、山と対話しながら描き続けた洋画家・田村一男(1904~97)。 1950年代半ばに渡欧して取材したことを機に、自身の題材を日本の風景に定め、日本各地の山や高原を最晩年まで描きました。 まだ画風を確立しきれていない戦前の作品から、渡欧時の作品、それ以降の、写実とは一線を画す単純化した構図や独特の絵肌など、後半生の徐々に移り変わっていく田村の作品をお楽しみください。今回はとくに田村の愛した晩秋から冬にかけての風景を描いた作品を中心にご紹介します。 作品リスト 《寒椿》1939年 《八ヶ岳霜秋》1973年 《ゆきのくに》1985年 《くもる》1990年