コレクション展示 終了しました 上條信山記念展示室 上條信山70~80歳代の書 2017年1月11日(水) – 2017年5月7日(日) 上條信山記念展示室 展覧会チラシを見る 作家がどのような人生を歩み、年代ごとに作風がどう変遷したか等を知ることで、作品の見え方や鑑賞の深さも変わります。 上條信山の書作を大別すると、30~40歳代は書風の基盤となる古典に徹しつつ師風を追い、50~60歳代はそこからの脱却と、より自分らしい書を模索した年代。70歳代以降は代表作が多数生まれた円熟期と言えましょう。 今回は、70~80歳代に制作された作品を特集します。76歳の時に松本で開催した個展では多数の代表作が生まれ、80歳代、徐々に足腰の自由が困難になりながらも精力的に大字作品を発表しました。最晩年にいたるまで壮心を燃やし続けた創作の軌跡をご覧ください。 作品リスト 上條信山《臨 曹全碑》1983年 上條信山《地花人愛》1988年 上條信山《臥石》1985年 上條信山《正岡子規のうた》1985年