コレクション展示 終了しました 池上百竹亭コレクション 民藝と茶 —濱田庄司の茶碗を中心に— 2016年5月10日(火)–2016年9月25日(日) 池上百竹亭コレクション展示室 展覧会チラシを見る 田村一男(1904~97年)は、信州の山々に親しみ、日本の大地を愛した画家です。20歳を過ぎて訪れた蓼科高原の雄大な景色に魅せられ、生涯を通じて日本の高原風景を主題としてきました。とくに田村は、毎年のように信州を訪れ、信州の風景を題材にした作品を数多く残しています。こうした高原風景には、田村が自身の肌で感じた自然の厳しさと大地のぬくもりがそこはかとなく漂います。 今回の展示では、稜線を見つめる田村の目線の高さに注目しながら、70年余りにわたる田村の画業をご紹介します。大地と空とを分ける一本の線を画面のどこに引いたのか。その線からはじまる、田村の描いた世界をご覧ください。 作品リスト 濱田庄司《茶碗 塩釉白流》 棟方志功《無蓋》 濱田庄司《香合 角盒子》