コレクション展示 終了しました 雪のぬくもりⅢ 2015年1月6日(火)–2015年5月6日(水) 田村一男記念展示室 田村一男(1904-1997年)は、信州の山々に親しみ、日本の大地を愛した画家です。20歳を過ぎて訪れた蓼科高原の雄大な景色に魅せられ、生涯を通じて日本の高原風景を主題としてきました。とくに田村は、毎年のように信州を訪れ、信州の風景を題材にした作品を数多く残しています。こうした高原風景には、田村自身が肌で感じた自然の厳しさと大地の温もりがそこはかとなく漂います。 日本の四季のなかでも、とくに冬の寂しく暗い風土を愛した田村。厳寒期も屋外で高原風景を写生し続けた田村ならではの、写実画とは違う風景画の魅力をご堪能ください。 展示作品 作品名 制作年 寸法(㎝) 主要展覧会 蓼科への道 1940 53.0 × 72.7 自選作品展 湿地帯 1953 60.6 × 91.0 やまなみ 1960 72.7 × 60.6 丘 1962 72.7 × 116.7 第5回現代日本美術展 磐越雪 1964 89.4 × 145.5 第7回新日展 待春(白樺湖附近) 1974 89.4 × 145.5 冬声 1976 145.5 × 89.4 改組第8回日展 白の世界の肖像 1977 145.5 × 89.4 改組第9回日展 遠山雪 1978 89.4 × 145.5 日本橋三越個展 くもる日 1981 145.5 × 89.4 銀座資生堂ギャラリー個展 雪原 1981 89.4 × 145.5 北信濃 1984 162.0 × 97.0 改組第16回日展 ふゆはれ 1988 89.4 × 145.5 五竜 1990 130.3 × 194.0 改組第22回日展/第美術展 白馬くもる 1993 89.4 × 145.5 改組第25回日展