コレクション展示 開催中 池上百竹亭コレクション 2026年2月3日(火) – 2026年5月31日(日) Tuesday, February 3, 2026 – Sunday, May 31, 2026 池上百竹亭コレクション展示室 池上百竹亭コレクションは、松本市の文人・池上喜作(号・百竹亭、1890-1978年)が蒐集した近代文芸資料を主とする221点からなるコレクションです。今回は、武者小路実篤などの作品をご紹介します。 文芸雑誌『白樺』は、作家である武者小路実篤や志賀直哉をはじめ、有島生馬(画家)、柳宗悦(哲学者)らを同人として1910(明治43)年に創刊されました。文学のみならず、美術において海外の作品を積極的に紹介するなど、若い人々に衝撃と共感をもたらし、長野県下でも若手教育者を中心に受容され『信州白樺』が発刊されるほどでした。池上喜作も大きな影響を受けたひとりです。 1933(昭和8)年、池上は胡桃沢勘内(歌人、民俗学研究者)らと共に松本市で開催した「話をきく会」に、『白樺』創刊メンバーの武者小路を講師として招きます。この度の展示では、池上や胡桃沢の作品とともに、交流のあった武者小路の作品をご覧いただきます。 また池上は、『白樺』を通して交友した柳宗悦が中心となった民藝運動にも目を向け、1946(昭和21)年に発足した日本民藝協会長野県支部では初代支部長を務めます。池上が蒐集した民藝関係の作品は、上條信山・田村一男記念展示室で開催中の、民藝の誕生百年を記念した展示でご紹介しています。あわせてお楽しみください。 作品リスト 武者小路実篤《自画賛》武者小路実篤《自画賛》 「-むらは~」句(矢ケ崎奇峰)、「あめつちの~」歌(平瀬泣崖)、添画(橋浦泰雄)「-むらは~」句(矢ケ崎奇峰)、「あめつちの~」歌(平瀬泣崖)、添画(橋浦泰雄) 池上百竹亭《石》池上百竹亭《石》