コレクション展
池上百竹亭コレクション
会期 |
2024年10月22日(火) 〜
2025年2月2日(日)
月曜日休館(休日の場合は翌平日)、12月17日(火)、年末年始(12月29日(日)~1月3日(金)) |
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会場 | 池上百竹亭コレクション展示室 |
池上百竹亭コレクションは、松本市の文人・池上喜作(号・百竹亭、1890‐1978)が蒐集した近代文芸資料を主とする221点からなるコレクションです。今回は、香取秀真の作品を中心にご紹介します。
香取秀真は、近代工芸史に大きな足跡を残した鋳金家です。東京で活躍しながらも、現在の長野県塩尻市出身であった妻の縁で松本へ訪れる機会が多く、1944年から約3年間は松本市郊外に疎開していました。秀真は、正岡子規門下のアララギ派の歌人としても知られており、子規に傾倒していた池上喜作との出会いは自然の流れであったのでしょう。二人は深い交流を持ち、池上百竹亭コレクションには秀真の作品が多く収められています。
この度の展示では、当館の企画展「金工の巨匠 香取秀真展」(2024年12月1日まで)に合わせ、秀真のほか複数名の作家による作品をご紹介します。また、子規による《「菜の花」図》を、その絵に対する思いを添えた作品と共にご覧いただきます。
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