美術館について

学都松本における心をひらく学びの森の美術館として、2002年4月に開館した松本市美術館は、鑑賞の場、表現の場、学習の場、交流の場を4つの柱に、地域に根ざす総合美術館をめざしています。

開かれた美術館をめざして

美術館がめざす目標

美術館は市民の芸術文化の振興をはかり、市民憲章に標榜する文化の香り高い豊かな市民生活に資するため、より広い世界の美術・文化を媒介し、新たな美術を育む創造の母胎となることをめざします。

基本的な性格

市民が心をひらく学びの森として、地域に根ざす総合美術館とします。

美術館がめざす四つの柱

美術館は次の四つの柱を基本として構成されています。

鑑賞の場

美術館の根幹的な目的である美術資料の鑑賞に適した展示環境を創出します。

表現の場

美術館のもう一つの顔。先人が培った郷土の美術遺産の顕彰と未来への発展を展望する美術遺産の創成を支えます。

学習の場

「学びの森をめざして」は、本市の生涯学習を推進する市民の合言葉。美術館は芸術分野の学習拠点としてその役割を担います。

交流の場

美術館は鑑賞・表現・学習の場であるとともに市内外、国内外との国際交流を担う場としてグローバルな役割を果たします。

総合的な視野に立って

国宝松本城、国宝旧開智学校校舎を始めとする豊かな文化遺産と北アルプス、美ヶ原高原など恵まれた自然環境を因子として地域に根ざす美術・音楽・演劇など広い視野に立って総合芸術の振興を図ります。