コレクション展示 終了しました 上條信山記念展示室 上條信山50~60歳代の書 2016年9月27日(火)–2017年1月9日(月) 上條信山記念展示室 展覧会チラシを見る 作家がどのような人生を歩み、年代ごとに作風がどう変遷したか等を知ることで、作品の見え方や鑑賞の深さも変わります。 上條信山の書作を大別すると、30~40歳代は書風の基盤となる古典に徹しつつ師風を追い、50~60歳代はそこからの脱却と、より自分らしい書を模索した年代。70歳代以降は代表作が多数生まれた円熟期と言えましょう。 今回は、50~60歳代に制作された作品を特集します。 50歳頃から大字作品を発表し始め、60歳頃から篆書作品にも挑戦した年代。線も重厚さを増していった時期にあたります。一所に留まらず、新たな表現を追求し続けた作品の数々をご覧ください。 作品リスト 上條信山 《湖心泛月》 1963年 上條信山 《柳宗元詩一節》 1962年 上條信山 《求深》 1969年 上條信山 《自牧》 1973年