コレクション展示 終了しました 珊瑚会の画家たち 2017年1月11日(水)–2017年6月4日(日) 池上百竹亭コレクション展示室 展覧会チラシを見る 池上百竹亭(ひゃくちくてい)コレクションは、松本市の文人・池上喜作(きさく)が生涯にわたって蒐集した近代文芸資料を主とする201点の総称です。 作品の多くは、喜作が作家たちと親交を深めるなかで蒐められました。時には、喜作が直接作家へ依頼をして制作されたものもあります。さらに、喜作の取り合わせにより、独特の表具を施して仕立てた作品もあり、作家とコレクター双方により形成された珠玉のコレクションといえます。 今回の展示では、コレクションの中から「珊瑚会」に属した作家の作品をご紹介いたします。「珊瑚会」は1915(大正4)年 に結成された日本画家を中心としたグループで、1924年までの間に10回の展覧会を開催しています。コレクションには、「珊瑚会」に属した4作家の作品が蒐集されており、特に喜作は会の中心的存在であった平福百穂(ひゃくすい)、小川千甕(せんよう)と深い交流を持ちました。 作品リスト 平福百穂《七面鳥》 小川芋銭《寒厳二公》 森田恒友《江村迎客》