企画展
終了しました
須藤康花 —光と闇の記憶—
2023年12月9日(土) – 2024年3月24日(日)
Saturday, December 9, 2023 – Sunday, March 24, 2024
企画展示室
夭折の画家 須藤康花
闘病の末、30歳という若さで夭折した画家・須藤康花(すどう・やすか 1978~2009年)。
最愛の母親が思春期に他界し、本人も病魔との永い闘いを強いられます。生と死との葛藤の間で絵や詩を通して“光”の世界を追い続け、自らの心の底知れない“闇”と対峙し続けました。
須藤康花は、1978年、福島県に生まれ、父親の仕事の関係で横須賀市、札幌市、沼津市、東京、長野県麻績村に転居しています。神奈川に在住した幼少期、ネフローゼ症候群を発症して入退院を繰り返しながら、描くことに執着していきます。2001年からは多
死期を予感する中で描かれた人物、自画像、心象風景や自然風景、そこに込められた歓びと苦悩、希望と絶望、生と死。あまりにも短すぎる生涯に残した作品は1,000点余り。それらの散逸を防ぐため、2012年に、父親が松本市内に康花美術館を設立、作品を大切に守り続けています。本展は康花美術館の全面的な協力のもと、知られざる須藤康花の全貌に迫る初めての大規模回顧展です。
開催情報
- 会期
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2023年12月9日(土) – 2024年3月24日(日)
Saturday, December 9, 2023 – Sunday, March 24, 2024 - 開館時間
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9:00~17:00(入場は16:30まで)
- 休館日
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月曜日(休日の場合は翌平日)、年末年始(12/29~1/3)
- 会場
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企画展示室
- 主催
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松本市美術館
- 共催
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SBC信越放送、信濃毎日新聞社、市民タイムス
- 特別協力
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康花美術館
- 観覧料
大人:1,000円
大学高校生・70歳以上の松本市民:700円- 中学生以下無料、障がい者手帳携帯者とその介助者1名無料
- 20名以上の団体は各200円引き
- 大学高校生と70歳以上の松本市民は、観覧当日、証明書(学生証、免許証等)の呈示が必要
本展観覧券で3階の各コレクション展示もご覧いただけます。
プレイガイド/松本市美術館(窓口販売、オンラインチケット)
関連イベント
当館学芸員によるギャラリートーク
- 日時
- 1月18日(木)、2月22日(木)、3月8日(金)各日14:00~
- 料金
- 無料(ただし、当日有効の本展観覧券が必要です)
- 定員
- 先着10名程度
- 集合
- 2階 企画展示室前
- 申込み
- 不要
当館学芸員によるギャラリートーク(手話通訳付き)
- 日時
- 3月19日(火)14:00~(約50分)
- 料金
- 無料(ただし、当日有効の本展観覧券が必要です)※障がい者手帳携帯者とその介助者1名は観覧無料(入館の際に障がい者手帳をご提示ください)。
- 対象・定員
- 手話を必要とする方6名とその介助者(先着順)
- 集合
- 2階 企画展示室前
- 申込み
- 要事前申込。以下のリンクにて
対談会「須藤康花の世界を読み解く」
- 講師
- 須藤正親氏(康花美術館館長)、小川稔(松本市美術館館長)
- 日時
- 1月27日(土)14:00~15:30
- 会場
- 多目的ホール
- 定員
- 先着50名
- 料金
- 無料
ワークショップ
①じっくり銅版画体験
- 講師
- 城戸宏氏(リン版画工房)
- 日時
- 2月4日(日)、18日(日) 各回13:30~16:30 ※2回連続
- 会場
- 講座室・市民アトリエ
- 定員
- 先着12名
- 料金
- 3,000円
- 対象
- 中学生以上
- 持ち物
- エプロン、下絵(はがきサイズ)
②楽しい紙版画体験
- 講師
- 城戸宏氏(リン版画工房)
- 日時
- 2月18日(日)10:30~12:00
- 会場
- 講座室・市民アトリエ
- 定員
- 先着12名
- 料金
- 400円
- 対象
- 小・中学生(小学校3年生以下は保護者の同伴が必要)
- 持ち物
- エプロン、あれば下書き(はがきサイズ)