展覧会情報

コレクション展

山、眠る ③ 田村一男没後20年

田村一男《白の世界の肖像》1977年

田村一男《白の世界の肖像》1977年

田村一男《北越雪》1961年

田村一男《北越雪》1961年

田村一男《雪の白樺湖》1997年

田村一男《雪の白樺湖》1997年

田村一男《白の世界の肖像》1977年
田村一男《北越雪》1961年
田村一男《雪の白樺湖》1997年
会期 2017年9月5日(火) 〜 2018年1月8日(月)
会場 田村一男記念展示室

田村一男(1904~ 97 年)は、信州の山々に親しみ、日本の大地を愛した画家です。
20歳を過ぎて訪れた蓼科高原の雄大な景色に魅せられ、生涯を通じて日本の高原風景を主題としてきました。とくに田村は、毎年のように信州を訪れ、信州の風景を題材にした作品を数多く残しています。こうした高原風景には、田村が自身の肌で感じた自然の厳しさと大地のぬくもりがそこはかとなく漂います。
今年は、田村が没してから20年。そこで、今年の記念展示室は、「山眠る」と題して、田村がとくに好んで描いた日本の冬をご紹介します。「山眠る」は「冬」の季語。ときに田村が描いた山の絵は、田村自身の姿を投影したかのような静けさとゆるぎない堅牢けんろう さをたたえています。70 年余りにわたる田村の画業をご堪能ください。

・展示概要(PDF)
・作品リスト(PDF)