展覧会情報

コレクション展

荻原井泉水

荻原井泉水《愚庵の柿》

荻原井泉水《愚庵の柿》

荻原井泉水《白糸の滝》

荻原井泉水《白糸の滝》

荻原井泉水《賀寄百竹亭主人華甲之祝》

荻原井泉水《賀寄百竹亭主人華甲之祝》

荻原井泉水《愚庵の柿》
荻原井泉水《白糸の滝》
荻原井泉水《賀寄百竹亭主人華甲之祝》
会期 2023年10月3日(火) 〜 2024年1月8日(月)

休館日:月曜日(休日の場合翌平日)、年末年始(12/29~1/3)

会場 池上百竹亭コレクション展示室

池上百竹亭コレクションは、松本市の文人・池上喜作(号・百竹亭、1890‐1978)が蒐集した近代文芸資料を主とする221点からなるコレクションです。本展示では、前回に引き続き、俳人の荻原井泉水(おぎわら・せいせんすい)の作品をご紹介します。

荻原井泉水(1884‐1976)は、はじめ正岡子規などの影響を受け、その後は河東碧梧桐(かわひがし・へきごとう)の新傾向俳句運動に参加します。のちに碧梧桐とは袂を分かちますが、典型的な五・七・五にとらわれない自由で多彩な作風の作品を生み、自由律俳句の中心作家として活躍しました。

井泉水は東京生まれですが、父親は長野県北安曇郡池田町の生まれ、夫人は現在の長野県上田市の出身で、信州とは縁のある作家でもありました。池上喜作とは、1930(昭和5)年に出会います。1962(昭和37)年以降は毎年のように松本を訪れ、親交を深めていきました。コレクションには、井泉水の作品及び関連する資料が多く収められています。

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