コレクション展
池上百竹亭コレクション
会期 |
2024年7月23日(火) 〜
2024年10月20日(日)
月曜日休館(休日の場合は翌平日)、ただし8月中は無休 |
---|---|
会場 | 池上百竹亭コレクション展示室 |
池上百竹亭コレクションは、松本市の文人・池上喜作(号・百竹亭、1890‐1978)が蒐集した近代文芸資料を主とする221点からなるコレクションです。その中核をなすものは正岡子規とその門人たちの作品ですが、文芸関係にとどまらず、美術、工芸の分野にも広がりをみせました。
池上が絵画の蒐集を始めたきっかけは、日本画家・平福百穂(1877‐1933)の作品と出会ったことからでした。短歌雑誌『アララギ』の資金援助のために百穂が制作頒布したうちの一点《水辺楊柳図》を入手した池上は、その絵を大変気に入り、百穂の力作を手に入れたいと思うようになります。以降、絵画作品にも蒐集の範囲を広げていきました。
この度の展示では、百穂のほかに、松本に関わりの深い作家である武井真澂(1875‐1957)と石井柏亭(1882‐1957)の作品をご紹介します。
作品リストはこちら