企画展
フィロス・コレクション ロートレック展 時をつかむ線
会期 |
2025年1月18日(土) 〜
2025年4月6日(日)
開館時間 9:00~17:00(入場は16:30まで) |
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会場 | 企画展示室 | ||||||||||||||||||||||||
観覧料 |
〇前売券取扱期間:11月21日(木)~1月17日(金) 窓口販売:松本市美術館 |
されど、人生は美しい ― 。
19世紀末フランスを代表する画家、アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック(1864–1901年)の展覧会です。
南フランスの伯爵家の息子として生まれたロートレックは、幼いころから絵を描くことに関心を抱いていました。13歳のときに左脚を、14歳で右脚を骨折、以降下半身の成長が止まり、絵画に専念するようになります。1884年頃からパリのモンマルトルにアトリエを構え、そこに生きる歌手や芸人、娼婦たちの姿を描き、なかでも素早い描線と大胆な構図を活かしたポスターが一世を風靡(ふうび)。飲酒や放埓(ほうらつ)な生活のために肉体と精神を害し、療養の末、36歳で亡くなりました。
本展は、ロートレックによる紙作品の個人コレクションとしては世界最大級と言われるフィロス・コレクションより約240点をご紹介します。コレクションの特徴である素描作品に始まり、ポスターを中心とする版画作品、雑誌や書籍のための挿絵、ロートレックが家族や知人にあてた手紙、私的な写真など、画家に肉薄した作品と資料を展示します。国内3か所のみの貴重な展覧会で、松本は最後の会場となります。
※フィロス・コレクション
ギリシャ人コレクターのベリンダとポール・フィロス夫妻が、20年以上にわたり収集しているロートレック作品の個人コレクション。総数は300点以上にのぼり、現在も増え続けています。その内容は素描を中心に紙を支持体とする作品(グラフィック)群で、版画や書籍、ポスターに関しては、状態の良いものを厳選して収集しています。すでにアメリカや中国でコレクションを紹介する展覧会が開催されていますが、日本での開催は今回が初となります。
主催/松本市美術館、テレビ信州[開局45周年記念]
協賛/光村印刷
協力/NX日本通運、日本貨物航空
後援/信濃毎日新聞社、読売新聞長野支局、市民タイムス
企画協力/日テレイベンツ、日本テレビサービス
チラシ画像はこちら↓(クリックすると拡大してご覧いただけます)
関連プログラム
- 高校生が学んだ「ロートレック」のイメージ
松本市のエクセラン高等学校の美術科2年生約20名が、美術史で学んだ「ロートレック」をテーマに、絵画、彫刻、プロダクトデザインなどの作品を制作。
会期中、美術館プロムナードにて展示します。
- 大学生が感じた「ロートレック」の世界
信州大学美術研究会がロートレックにインスピレーションを受けて絵画制作に挑戦。
松本市内各所にて展示予定です。
- [限定スペシャルランチ+観覧券付]当館学芸員によるギャラリートーク
松本市美術館のレストラン「SHOKUDO&CAFÉ yumyum」のスペシャルランチが付いた、学芸員によるギャラリートーク。美食家ロートレックにちなんだメニューは、本ギャラリートーク参加者限定仕様です!
日 時/2月19日(水)、3月5日(水) 各日11:00~13:00
料 金/5,000円(当日有効の本展観覧券付き) ※当日現金払いのみ
定 員/各回15名
申 込/2月5日(水)9:00から、本ページより受付
集 合/美術館2階 企画展示室前
その他/ランチメニューはドリンク、前菜、メイン、デザート、コーヒーor紅茶、小菓子
- 当館学芸員によるギャラリートーク
日 時/2月6日(木)、2月20日(木)、3月13日(木) 各日11:00~11:40
料 金/無料(当日有効の本展観覧券が必要)
定 員/先着15名程度
申 込/不要。美術館2階 企画展示室前
- 展覧会コラボメニュー
「ロートレック展」の開催期間中、「SHOKUDO&CAFÉ yumyum」では、限定デザートとドリンクを提供します。併せてお楽しみください。
※各関連プログラムの詳細は、決まり次第本ページにてお知らせします。