コレクション展示 終了しました 珊瑚さんご会の画家たち 2020年11月17日(火)–2021年3月31日(水) 池上百竹亭コレクション展示室 《不尽能高嶺》小川千甕 池上百竹亭コレクションは、松本市の文人・池上喜作(号・百竹亭)が生涯にわたって蒐集した近代文芸資料を主とする221点からなるコレクションです。作品の多くは、喜作が作家たちと親交を深めるなかで蒐められました。時には、喜作が直接作家へ依頼をして制作されたものもあります。 今回は、その中に収められた珊瑚会の画家たちの作品をご紹介します。珊瑚会は、1915(大正4)年に結成された日本画家を中心としたグループで、1924(大正13)年までの間に10回の展覧会を開催しています。日本画だけでなく洋画や漫画、挿絵など他分野で活躍する作家で構成され、俳句や俳画に深く関わったメンバーもいました。 コレクションには、珊瑚会の中心的存在であった平福百穂ひゃくすいのほか、小川芋銭うせん、小川千甕せんよう、森田恒友つねともの作品が蒐集されています。喜作が愛でたコレクションの一端を、お楽しみください。 作品リスト 《不尽能高嶺》小川千甕 《寒厳二公》小川芋銭 平福百穂《梅の画》 森田恒友《江村迎客》