松本市美術館

コレクション展示

開催中

无声会の画家たち

2025年11月5日(水) – 2026年2月1日(日) Wednesday, November 5, 2025 – Sunday, February 1, 2026
池上百竹亭コレクション展示室

池上百竹亭コレクションは、松本市の文人・池上喜作(号・百竹亭、1890-1978年)が蒐集した近代文芸資料を主とする221点からなるコレクションです。今回は、石井柏亭など无声会(むせいかい)で活動した画家の作品をご紹介します。

无声会は、1900年から1913年まで活動し、13回にわたって展覧会を開催した、日本画家の小グループです。はじめ「自然主義」をスローガンに掲げて写実を重要視し、後期には「新装飾芸術」を謳(うた)い、装飾的な傾向を強めていきました。

石井柏亭は、創立会員以外でただ一人、无声会の第2回展から参加した会員でした。洋画家として紹介されることが多い柏亭ですが、日本画も多く手掛けています。今回は、当館の企画展「石井柏亭 えがくよろこび」(2025127日まで)に合わせ、池上百竹亭コレクションに収められた无声会の画家たちの作品をご紹介します。石井柏亭のほか、中核メンバーの一人であった平福百穂(ひゃくすい)らの作品をお楽しみください。

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