コレクション展示 終了しました 池上百竹亭コレクション 小川千甕、再び 2016年9月27日(火)–2017年1月9日(月) 池上百竹亭コレクション展示室 展覧会チラシを見る 池上百竹亭(ひゃくちくてい)コレクションは、松本市の文人・池上喜作(きさく)が生涯にわたって蒐集した近代文芸資料を主とする201点の総称です。 今回の展示では、コレクションの中から、画家・小川千甕(せんよう)の作品を再びご紹介します。 小川千甕(1882~1971年)は京都市生まれ。十代で仏画師の徒弟になり、浅井忠に洋画を学び、雑誌『ホトトギス』などに挿絵を描き、後半生は南画に専念した異色の画家です。 コレクションの中には、喜作からの依頼を受けて制作された作品もあり、喜作とは深い親交を持ちました。ここ松本にもたびたび訪れました。自由奔放、ユーモアに溢れる千甕の世界をお楽しみいただければ幸いです。 作品リスト 小川千甕 《西洋風俗新大津絵 ダンスの女》 1915年 小川千甕 《西洋風俗新大津絵 ベニスのゴンドラ》 1914年 小川千甕 《女猿引の図》 1910年頃 小川千甕 《田稼秋景》 1967年