コレクション展示 終了しました 田村一男記念展示室 田村一男の眼差し—5— 2016年9月27日(火)–2017年1月9日(月) 田村一男記念展示室 展覧会チラシを見る 田村一男(1904~97年)は、信州の山々に親しみ、日本の大地を愛した画家です。20歳を過ぎて訪れた蓼科高原の雄大な景色に魅せられ、生涯を通じて日本の高原風景を主題としてきました。とくに田村は、毎年のように信州を訪れ、信州の風景を題材にした作品を数多く残しています。こうした高原風景には、田村が自身の肌で感じた自然の厳しさと大地のぬくもりがそこはかとなく漂います。 今回の展示では、田村一男が描いた日本の高原・山並みの作品から、「湿原」と「火山」をテーマにした作品をご紹介します。日本各地を取材しながら、自然に秘められたエネルギーを肌で感じ、描いてきた田村ならではの情景が広がります。70年余りにわたる田村の画業をご堪能ください。 作品リスト 田村一男 《那須の山》 1989年 田村一男 《桜島》 1990年 田村一男 《早春(車山)》 1979年 田村一男 《高原》 1989年 田村一男 《桜島》 1990年